古寺巡り

奈良。時々京都。

法輪寺|焼失を超えて甦った、斑鳩三塔のもう一つの物語

飛鳥時代から続く三重塔は、昭和19年の落雷で焼失しました。それでも人々は諦めず、幸田文や西岡常一らの力によって塔は再び斑鳩の空へ。法輪寺の再建物語をたどります。前回は法起寺を訪ね、法隆寺・法起寺・法輪寺の三つの塔が、「斑鳩三塔」と呼ばれてき...
奈良。時々京都。

法起寺|山背大兄王が父の遺志を継いだ、斑鳩にたつ最古の三重塔

聖徳太子の遺志を受け、山背大兄王が宮を寺へ。斑鳩の田園に立つ法起寺には、父から子へ受け継がれた祈りと、1300年以上残る三重塔があります。前回は、聖徳太子の母・間人皇后ゆかりの中宮寺を訪ねました。斑鳩の里には、法隆寺を中心に、聖徳太子とその...
奈良。時々京都。

岡寺(龍蓋寺)を歩く|日本最大の塑像・如意輪観音と厄除け信仰、花に包まれる飛鳥の古寺

岡寺(龍蓋寺)を歩く|日本最大の塑像・如意輪観音と厄除け信仰、花に包まれる飛鳥の古寺正式には東光山真珠院龍蓋寺(りゅうがいじ)。けれど古くから、「飛鳥の岡にある寺」という親しみを込めて岡寺と呼ばれてきました。西国三十三所観音霊場の第7番札所...
奈良。時々京都。

当尾・石仏たちと出会う静かな巡礼路

京都府木津川市南部に広がる当尾(とうの)の里。奈良と京都の県境近くに位置するこの場所には、今も昔と変わらぬ里山の風景が残されています。観光地として華やかに知られているわけではありません。しかし、その静けさこそが当尾の魅力です。今回私は、岩船...
奈良。時々京都。

浄瑠璃寺と九体阿弥陀仏

浄瑠璃寺は、京都府木津川市の南山城地域、かつての山背国・当尾の里に位置しています。寺伝によれば奈良時代、行基 が 聖武天皇 の願いによって開いたとされます。記録上では平安時代中期の永承2年(1047年)に僧・義明によって再興されたと伝わりま...